【2023年08月26日 19時20分】
おそらくは中学生くらいの時です。昔のおもちゃはもう遊ばない。
そう思って箱にしまって無造作に屋根裏に置いた。
箱のことなどすっかり忘れ
-----高校になり、大学に受かり、一人暮らし----
就職して、しばらくして実家に戻ってきた。
僕の住んでる田舎は、昔も今もほとんど風景が変わらない。
何年も、同じ人が同じ家に住んでいる。(少し寂れたかな)
懐かしい風景、思い出の場所、昔の記憶が場所に蘇る。
友達の家にファミコンをしに行った道中。
友達の家が遠く感じた。
友達はもういないけど、記憶の中には確かにそこにいる。
触れることもできない記憶の中の現実。
午後5時、名残惜しいけど帰らなければいけなかった
友達の家からの帰り道。現実と宿題が待ってる。
夏休みの特別な日は友達の家に泊まりに行ったり
うちに泊まりに来てくれたり。
晩御飯の後のゲームは格別だった。
実家で生活しているある日、屋根裏の事を思い出す。
・・・・たぶんあるはず・・・・
【ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ】
~~ ビニールの子袋は中略 ~~
【ファミリーコンピュータパーフェクトカタログ 】
そう思ってあがってみてたら、ずっと昔。
そう、35年くらい前に無造作に置いた箱があの時のまま?
そこに置かれていた。
ずっとここで日の目を見るのを待っていたようにも感じた。
中身は確認せずに2階の自室にもっておりた。
埃を被った箱とその上にのっていた書籍。
書籍の後が箱についている。 あとはラジコン。
35年間守ってくれた箱、中身は何なのか、そっと開けてみた。
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